2011.11.22
こんばんわ
神戸WEB制作所MAGNET代表の奥谷です。
ブランディングの記事に追加しておすすめの本をご紹介いたします☆
「ブランド戦略シナリオ」
著 者:阿久津 聡 (著), 石田 茂 (著)
単行本:239 p
サイズ(cm): 21 x 15
出版社: ダイヤモンド社
という本です
ブランドで競争を勝ち抜くには、顧客との間に豊かな文脈を築くことです。ブランドの深遠なメッセージを伝える文脈に着目し、戦略シナリオを構築する新たなモデルを事例と共に紹介します。
本書は、コンテクストを使って、従来のブランディングの難しさを解決しようとします。例えば、ブランドは目に見えず、つかみどころのないという特殊性をもっていますが、それをコンテクストで表現すれば、目に見えるものになり、扱うことができるといいます。
確かに、ブランドと言うと捕らえにくいものです。またその価値は直接目に見えません。しかしその価値は、企業にとっては絶大です。それは私のクライアントである経営者たちが口をそろえて述べるところです。
私のクライアントは、中小企業ですが、そういう企業にとって、ブランドは、のどから手が出るくらい欲しいものです。それがないという理由で、価格交渉で煮え湯を飲まされ、売り場で不利な扱いをうけたりすることはたびたびです。
しかし経営者も社員も「それは歴史や規模がなせる業、自分たちには望むべくもないもの、どうしようもないもの」と考えています。実際、それは企業がお金で買えない、数少ない資産の一つです。
結局、地道に経営を続け、いつか認めてもらうしかないもの、と感じています。そのために、地元のお祭りに寄付をしたり、お客様サークルをつくったりと涙ぐましい努力をしています。
しかし、それとて戦略的に行わなければ、意味がないばかりか、逆効果を生むことさえあるでしょう。それは本書にあるとおりです。
一方、いわゆるブランド企業と呼ばれる企業には、その価値のありがたさに気づいていない会社も多いようです。先達の築いたブランドに胡坐をかいて、努力を怠る社員もたくさんいます。
しかしそれを高める努力をしなければ、やがて色あせていきます。それどころか、たった一人の社員の、たった一回の不始末で、あっという間に崩れてしまうほど脆いものです。それは昨今の企業の不祥事を見てもわかるとおりです。
本書は、こうしたつかみ所がないが、すさまじいパワーを持つブランドを、企業がどうすれば築けるのか、そしてそれをどうすれば維持でき、効果的に活用できるのかを知るために、ブランドの仕組みを解明しようとする意欲作です。
難しいところはありますが、ブランドがないと嘆く企業の経営者・社員とブランドに胡坐をかくブランド企業の経営者・社員に読んでもらいたい一冊です。
ちなみに今ほしい本はくらまたしろうの絶版になった本です。
古本市とかいったらあるかな?
何か情報あれば教えてください。
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